偽のファミチキの話

昼間。

駅のカフェでコーヒーを飲んでいたら蚊がコーヒー目掛けて飛んできたので、あぶない、と慌てて手帳でフタをしたら手帳のしおりの紐がドップリ浸かってしまい、頼んだばかりのコーヒーが台無しになってしまった。頼んだばかりの、ドリップしたてのコーヒーが、である。

僕は、こういうことがよくある。

このあいだも細路地を歩いていた時に大きな車がやってきたので歩道側にサッと避けたら思いっきり黄色い斜めの奴にぶつかってしまった。

ぶつかったというか、正確には突然、跨ってしまった。黄色い斜めの奴に。

車の運転手にも怪訝な目をされたし、黄色い斜めの奴にもなんだか悪いことをした。

僕は、こういうことがよくある。

夕方。

昼間は夜とは別の予定で外に出ていたので一旦荷物を置くために家に帰っていたんだけど、急いでたにも関わらずケンタッキーの前を通った瞬間、なんでか妙な誘惑に負けてしまい入店。チキンをふたつも食べてしまった。
しかも店がそこそこ混んでいたのでちょっと待つ羽目になり、結果、大急ぎで食べたしそのあと走ったのでものすごくお腹が痛くなった。

ケンタッキーはもうすこし幸福度が高いというか、みんなでわいわい食べるもんだと思ってたんだけど今日僕が食べたのはなんだか全然そうじゃなかった。ただの脂肪の摂取。肉とアブラの点滴。もっといえば、偽のファミチキ。

なんだかそういう感じがした。

今日はこれから朝まで作業なので「気合い」と思って久しぶりにレッドブルーを飲んだ。
おそらく炎症している歯肉にしみた。
はやく美人歯科助手のいる歯医者に行きたい。
ちなみに、歯医者はここ数年行ってない。

誰か紹介してください。美人の歯科助手を。

おやすみなさい

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