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朝から出掛けた。昼は人と会った。夜は、ハンバーグを食べた。

家の近くまで戻ってくると、大人なカップルが自転車に乗る練習をし合っていた(おそらく乗れないのは女性、男性は補助してあげてた)ので、邪魔にならないように気を付けながら家に帰った。

「恋人を作るまでの過程や労力についてつい計算してしまうようになったのはいつからだっただろうか」なんてことを日中考えていた程だったので、尚更、邪魔にならないように2人の横をそっと歩いて、帰ってきた。

ラウンド1でラウンド2みたいなツイートを見つけては「SNSの治安はすごいな」と感心したり、国語の教科書に出てくる物語を思い出しては、そういう話を恋人とし合えるような25歳でいたかったなと考えたりもした。人生の段落が、もうひとつもふたつも違っている。ニューホライズン。言葉の語感がいいから今でも覚えてる単語。わざわざここに書いた意味は、全くない。

あと、魔法について考えたりもした。

怒りも悩みも淡い気持ちも、人と分かり合えたと感じた瞬間に消えちゃうのは魔法だからだろうなと思ったので。他者と触れ合えば触れ合うほど、折り合いが付けば付くほど魔法が使えなくなる。でも、使えなくていいのかもしれない。大人だから。魔法なんて。

だらしない奴らの相手をしないことに決めた。一緒になりたくないという気持ちもあるけど、そういうものは一緒になりたくないと思えば思うほど一緒になっていくので考えないようにしたい、というのもある。あと、僕は人のこと悲しませたくない。僕が誰かにしなきゃいいだけの話。全部それで終わる話。

喜ばせたい以上に、人を悲しませたくないと思う。べつに後ろ向きじゃない。僕の曲は大体そうだけど。後ろなんか向いたことない。大体、前か横向き。

とにもかくにも、未来でどうか。未来でどうにか。

いまがいちばん楽しいのはもちろんだけど、過去に置いてきた洗濯機をもう一度回すことでしか取り返せないものもあるからなんともいえない。でも、過去にいつまでもしがみ付いてたら老いていくまで置いていくからな、という気持ち。それはずっと変わってない。

男はばかだ子供だと女性のみなさんが言うけど、ほんとにそう思う。僕はいま21歳女子大生とおんなじ言語能力と思想能力しかない。わかんないけど、たぶんない。やさしいパン屋さんでお昼ご飯にしたいし、犬と猫に囲まれた素敵な暮らしがしたい。そういう感じ。あとは普通に、25歳男性身長180cm体重69kgの僕が大好物のマカロニグラタンがいまとてもたべたい。おいしいやつ。自分じゃ作れないやつ。たべたい。

下川くんは最近僕のこと「こわいやつ」とよく言ってくれる。
たぶん、合ってる。

おやすみなさい

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