11月8日

ミニアルバムの発売日だった。

発売日だったので、都内のいくつかのタワーレコードとヴィレッジヴァンガードにご挨拶に伺ったりした。夕方から回り始めて、最終的にスタッフと町田の居酒屋で定食を食べて解散した。遅い時間に町田やちょっと離れたところから都内に戻る電車が僕は好きなので、うれしかった。遠かったけど。

「TEXT」というミニアルバムを作った。それを今日、ようやく世に出すことが出来た。CDは「スローハイツ」というレーベルからリリースした。これは僕が作ったレーベルで、僕とスタッフ数名のみで行っているインディーズレーベルである。

最初のうちは、そもそもレーベルって何をするところなのかあんまりよくわかっていなかったし、今もたぶんちゃんとはわかってない。
過去にも別のレーベルなどからCDを出したりもしているため、CDを作るにあたっての過程はなんとなくは知っていたのだが、いざ自分が舵を取ってやってみるとなると、話は全然別だった。ただ、PCI MUSICの方々やエンジニアさん、デザイナーさん、そしてレーベルのスタッフ、他にもたくさんの方が助けてくれたお陰でどうにかこうにか、発売に辿り着くことが出来た。

レコーディングに関しても本当にメンバーに感謝しているし、良いものが録れたなと思ってる。
今回、初めての試みとして一度もメンバー全員でスタジオに入らないままレコーディングに臨んだ。全部、データとコード譜でやり取り。ギターの池ちゃんとはひたすら電話で話して、大内さんとコレ様とは、LINEで。
ゲスの極み乙女。も同じレコーディングの仕方をしていたことがあるらしい。それとはまたすこし訳が違うけど。
でも、それのお陰かとてもいい距離感の、バランスの取れた音が録れたなと思っている。ちゃんと、良いの出来たなって思えてる。
今作は、とにかくたくさんの人に聴いてもらいたかったし、かつ待っててくれてた人の期待を良い意味で裏切りたかったのでこういう収録曲になった。
エスケープとトランスファーという初期曲の新録は、ほんとうはフルアルバムで予定していたのだけど、色々準備を進めていくうちに、やるなら今しかねえだろ、って思って録った。
どっちも、本来こうしたかったんだよなって音になったから出来た時は嬉しくてずっと聴いていた。もちろんほかの曲も。僕は、ねぐせをなおして、が好き。

ちなみに今回、一番しんどかったのは、この日記(TEXT)にアルバムの曲の歌詞とかエピソードを細かく入れていく作業だった。これについてはあんまり説明しないし、どっちが先でどっちが後でって言われたら説明付かないようなことも実際いくつかはあるけど。でも、なんかそういう作為的なことも今回はしたかったので、してみた。楽しかった。

この日記はそもそも「生活のような歌ばかり書いてきたのだから、楽曲すべて自分の日記で紐付ける事だって出来るんじゃないだろうか」と思ったのがきっかけで、
今日発売のミニアルバムのコンセプトのために、以前にやっていたタンブラーを辞めて、サイト上でえんえん書き続けてきたものである。

腹の底から売れたいと思って、でもそうなるにあたって賢いやり方はこうじゃなくて、だけど現状周りにある賢い選択はどれも自分が見合う(そぐわないというか、なんなんだろう、今までのあらゆる環境に納得がいってなかったのもあるしそれらの原因がすべて自分にあることも分かった上で、の話)形でなかったので、どうすることもできないならとにかく日記でも書くか、という動機もあるけど。

ここから先どうするかは正直なんにも決めてない。ただ、しばらくは今まで通り書き続けててもいいのかなとは思ってたりもする。
アルバムの収録曲の詞を借りるのであれば、誰のためでもないまま日々綴るよ、といった感じ。

とにかく色んなことがあったけど、今日、発売日を迎えられて良かったということ。待っててくれた人にも新しい人にも、ちゃんと届く音になっていたらいいなということ。いろいろ心配掛けたりもしましたが、僕は元気です。今たのしいです、とても。

TEXT、よろしくお願いします。

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