11月17日

移動が激しい一日。特急待ちの駅のホームで知り合いに会ったのだがなんとなく変な笑い方をされたので気分が悪かった。どういうつもりなんだろう。自分本位な価値観を振りかざすのは見えないところでやってくれと思う。自分本位でない価値観がなんなのかはよくわからないが、それで人を僕はニヒルでスリムでお尻が可愛い良い奴なので、笑顔という名の待ち針で見送った。

特急に乗ってる間は、最寄りの本屋で買った横槍メンゴ先生の新刊「めがはーと」を読んだ。寿命を譲渡し合える世界での話。美しくて苦しかった。読んでしばらくは唸り声をあげたまま動けなくなってしまっていた。どうでもいいけど、美しくて苦しいの反対語はなんなのだろうか。全然どうでもいいから、べつに答えは出なくていい。

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